メンタリストDaiGo推奨「プチ断食」とは｜得られる効果や正しいやり方を解説！

プチ断食とは、基本的に1日のうち一定時間は食事を摂らない食事法です。
別名「リーンゲインズ」とも呼ばれています。

メンタリストDaigoは2018年8月のYoutubeLiveで、経験談を交えながらプチ断食について説明しました。
プチ断食にはさまざまな種類がありますが、メンタリストDaigoが実践したプチ断食は16時間断食です。

16時間断食は、ルールを守ればポテトチップスやラーメン・スイーツなど高カロリーのものを食べられるため、空腹によるストレスが少ない点が魅力です。

また、食事量や食事内容ではなく、食事を摂る時間をコントロールすれば良いので、面倒くさいカロリー計算が不要な点も嬉しいポイントでしょう。
 

前章では、メンタリストDaigoが推奨しているプチ断食が16時間断食であることをお伝えしました。
この章では、16時間断食の正しいやり方を解説していきます。

16時間断食のやり方はとても簡単で、1日のうち食事を摂らない時間を16時間設けるだけです。
食事を摂る8時間はいつでも良いため、日中働いている方なら午後1～9時に設定すると楽に実践できるでしょう。

また、16時間は何も食べないルールを守れば、残りの8時間は何を食べても構いません。
ダイエットの敵ともされるラーメンも食べられるのです。

ちなみに、食事を摂れない時間は食事から水分を摂取できないため、16時間のうちは意識的に水分を摂ってください。
ただし、炭酸水は胃を膨らませて空腹感を感じやすくさせるため、控えましょう。
 

これまで16時間断食のやり方を説明しました。
次に、この章では16時間断食の効果を解説していきます。

16時間断食で得られる効果は、以下の7つです。 これより順番に解説していきます。
 

現代では一日3回食事を摂ることが一般的です。
しかし、胃腸を一日中働かしていることとなり、胃腸など消化器官に大きな負担をかけています。

胃腸に大きな負担がかかり続ければ、消化機能は低下してきて、下痢や便秘を引き起こします。

そんなときに16時間断食を実践すれば、意図的に胃腸が休む時間を作れるのです。
胃腸を16時間休ませられれば、胃腸は本来の働きを取り戻し、下痢や便秘の症状は改善されます。
 

16時間断食で得られる効果の一つは、ダイエット効果です。

16時間断食は好きなものを食べれるものの、食べる時間を制限しているため、結果的にカロリーも制限されます。
一日に摂取するカロリーが少なくなり、16時間断食を継続すると少しずつ体重も落ちてくるのです。

また、空腹の時間が続くと体は脂肪をエネルギー源として分解するため、体脂肪を効率的に落とせます。
ただし、筋肉も落ちる場合があるため、軽い運動で筋肉量の低下を防ぐことがおすすめです。
 

16時間断食を行うと、肌が綺麗になります。

一日3食では胃腸の働きが弱くなり、便秘を引き起こす場合があります。
便秘によって発生した腐敗物質が肌を刺激して、肌の炎症を引き起こすのです。

また、便を通して体から老廃物を排出できない場合、老廃物は体内を巡って肌から排出されます。
その結果、吹き出物ができてしまうのです。

16時間断食は胃腸の働きを回復でき、腐敗物質による肌の刺激や、肌からの老廃物の排出を抑えられます。
そのため、美肌になれるのです。
 

16時間断食を行うと、食習慣が改善されます。
なぜなら、食欲をリセットでき、体が本当に必要としている食べものがわかるようになるからです。

食事を摂らない時間を長時間設けると、味覚が研ぎ澄まされます。
一日3食のときは濃い味が好みだった人も、断食後は薄味を好むようになる場合があるのです。

そして、調味料に頼り過ぎずに食材の味を楽しめるようになった結果、塩分の過剰摂取を防げるのです。
生活習慣病を予防できて、健康な食生活を送れます。
 

16時間断食には、アンチエイジング効果があります。

空腹の時間が16時間を超えると、オートファジーが始まります。
オートファジーは自食作用とも呼ばれており、細胞内の不要な物質を分解する働きです。

細胞内の古くなった物質を分解して、内側から新しい細胞に生まれ変わります。
その結果、アンチエイジング効果を期待できるのです。

食べないだけでアンチエイジング効果を得られる点が16時間断食の魅力の一つでしょう。
 

16時間で食事を摂らない時間は、血糖値の急激な上昇や下降は起こりません。
血糖値の上下によるイライラが起こらないため、16時間断食をするとメンタルが安定するのです。

さらには、血糖値の上下による眠気や集中力の低下も防げます。
脳のパフォーマンスが向上して、物事に集中しやすくなります。

そのため、勉強や仕事などで集中力を高めたい人に16時間断食はおすすめです。
 

16時間断食を行うと、睡眠の質が改善されます。
なぜなら、消化に使われていたエネルギーが睡眠時の体力の回復に使われるからです。

しかし、食事のタイミングによっては睡眠の質を改善できない場合があります。
なぜなら、睡眠の直前に食事を摂ってしまうと、睡眠中に胃腸が働いてしまうからです。

一般的に、食事をしてから消化が落ち着くまで3時間程度かかります。
睡眠の質を高めたいのであれば、就寝時間の3時間前までに食事を済ませておきましょう。
 

これまで16時間断食の効果を説明してきました。
この章では、プチ断食を安全に行うための注意点を解説します。

プチ時間断食を初めて1週間くらいは、疲労感を感じたり、頭痛がしたりする場合があります。
これは、断食をした際に起こる「好転反応」の症状です。

好転反応とは体が健康になる過程で起こる症状であり、病気ではないため、プチ断食を中断する必要はありません。
好転反応の症状には、以下のようなものがあります。 症状が強いときは少し横になると、症状が改善されます。
しかし、我慢できないほどしんどかったり、1週間以上も好転反応が起こったりする場合は医師に相談しましょう。

以下の記事でプチ断食の注意点を詳しく解説しているため、ぜひ併せてご覧ください。
プチ断食の注意点について詳しく解説した記事はこちら！
 

この記事では、メンタリストDaiGoが推奨している16時間断食について解説しました。
しかし、16時間断食以外にも、以下のようなプチ断食が存在します。 さまざまなプチ断食があるため、自分が無理なく行えるプチ断食の種類を選んでください。

ちなみに、「一人では食事をコントロールできるか不安...」という人には、断食道場の利用がおすすめです。
専門家や医師のもとで安全に断食が行えます。

以下の記事で、断食道場のメリットやおすすめの断食道場を紹介しているため、ぜひ併せてご覧ください。
断食道場について詳しく解説した記事はこちら！
 

本記事では、メンタリストDaigoが推奨している16時間断食について解説しました。
16時間断食とは、一日のうち16時間は食事を摂らず、残りの8時間は何でも食べても良いという食事法です。

空腹の時間が短いため、ストレスが少なく挑戦できる点が魅力でしょう。
さらには、以下のような多くの効果が期待できます。 いきなり長期間実行しようとなると挫折してしまう恐れがあるため、まずは1ヶ月を目標に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ぜひ本記事を参考にして、プチ断食に挑戦してみてくださいね。