月曜断食は危険？危険と言われる理由5つや安全なやり方・注意点を紹介

結論から言うと、月曜断食は危険性の低い断食法です。

その理由は、月曜断食は月曜日にだけ断食する方法で、他のダイエット・断食法と比べると制限が少ないからです。

例えば、最近話題のオートファジーダイエットは、毎日16時間も断食するので、慣れていないと不眠症やうつ状態になる可能性があります。

他にも、急激な断食はリバウンドの元です。

何時間、もしくは何日間と断食や半断食をして痩せても、再び食べ始めるとリバウンドしてしまいます。

その点、月曜断食は毎週月曜日にだけ食べるのを我慢する断食法なので、身体への負担が少なく、リバウンドのリスクも低いです。

このように、月曜断食は他と比べると危険性の低い断食法なのです。

 

ここでは、"月曜断食"について改めて解説します。
月曜断食とは、「月曜日はご飯を食べずに水分だけで過ごす」という断食法です。

ちなみに、"週に1日"というのが重要なので、月曜日以外の曜日に設定してもいいです。

月曜断食の目的は、胃腸の活動をリセットして、胃腸の正常な働きを促すことです。
月曜断食をすることで、太りやすい体質や体調不良を改善する効果が期待されています。

 

他の断食法と比べて危険が少ない月曜断食。
なぜ、月曜断食が危険とされているのでしょうか？

月曜断食が危険と言われる理由は以下の5つです。

1. 便秘になりそうだから
2. 肌荒れを起こしそうだから
3. 筋肉量が減りそうだから
4. 月経不順を起こしそうだから
5. リバウンドしそうだから

ここからは、これらの理由について詳しく見ていきましょう。

 

人間の長い歴史で1日3食食べるようになったのは、ごく最近の話です。
食べすぎは胃腸の働きを鈍くし、便通を悪化させる可能性があります。

その点、月曜断食のような短期間の断食は胃腸を休ませることで、胃腸の働きの回復や便通の改善を助けるようです。

甘いものがすごい好きで月曜断食はじめてからも甘いものだけは我慢してなかったんだけど、それでも痩せられたからな。時間はかかったけど。便通の改善、寝つきの速さ、化粧ノリ、効果を実感できるポイントがほんとにあるから、自己流ダイエットでどんづまった人にはほんとにおすすめしたい。#月曜断食

— puchin (@puchin1234) February 14, 2020

このように、月曜断食は危険が少なく、便通をよくする効果もあるようですね。
「便秘が悪化しないか心配」という方も安心して実行できる断食法と言えます。

 

「断食をするとビタミンが不足して肌荒れしそう」と考えていませんか？
実際には、断食をすると体内の毒素や老廃物が減り、血液をサラサラにします。

血液がサラサラになると、栄養素が身体の隅々にまで行きわたります。
結果として、栄養素を豊富に受け取った肌は美肌になるのです。
 

まさこが断食仲間になった☺️！
ちなみに私は肌荒れも治り、食べる量も減り、4キロくらい痩せて今すごく幸せなので、月曜断食はおすすめする（そもそもが食べ過ぎ）色んな意見あるけど、自分に合うものをやっていけばいいと思うな～😌🥬 https://t.co/DE2pPYngTm

— フリーランス広報🎺🌼ich（いち） (@mw400813) January 21, 2021

このように、月曜断食には減量効果だけでなく、美肌効果もあるようですね。
月曜断食は危険が少ないおすすめの断食法です。

 

"断食"は多かれ少なかれ食べる量を減らすことです。
そのため、「筋肉を増やしたい人にとっては危険？」と思う方もいます。

しかし、月曜断食は短期間の断食で、よほどのアスリートでない限りは筋肉量が大幅に減ることはありません。

趣味程度で筋トレやランニングをしている人が心配する必要はなさそうです。

むしろ、月曜断食によるデトックス効果で体調改善して、スポーツ大会で結果を出す人もいるそうですよ。

 

過度な断食は女性ホルモンの分泌を抑え、生理不順や排卵障害に陥る可能性があります。
しかし、月曜断食は短期間の断食で、女性ホルモンに影響を及ぼす危険性は低いです。

そして、月曜断食は腸内環境を改善するので、婦人科系疾患が起きにくいのもポイント。
このように、月曜断食を行えば腸内環境が改善し、生理不順を防ぐ働きがあるのです。

 

「断食をするとリバウンドする」というのは、ある程度正しいです。
長時間断食していると空腹感に耐えるのがキツイし、リバウンドする可能性も高いです。

しかし、月曜断食にはそのような危険は少ないです。
まず、断食期間は1日間だけで、他の日は自由に食べることができます。

我慢しなくていいのでリバウンドのリスクも低いです。

また、制限が少なく、効果が大きいので自分の達成感に繋がります。
その結果として、月曜断食は他の断食法と比べて習慣化しやすいと言えるでしょう。

月曜断食のリバウンドについては以下の記事で詳しく解説しています。
断食のリバウンドの危険性について知りたい方は参考にしてみてくださいね。

月曜断食はリバウンドするの？リバウンドする理由や維持メニューを紹介！

 

月曜断食は簡単で続けやすい断食法ですが、全て自己流でやるのは危険です。
まず、正しいやり方で断食を実践しないと体重がへりづらいでしょう。

また、月曜断食に限らず、自己流の断食には以下の3つの危険が伴います。

1. 月経不順
2. 摂食障害
3. リバウンド

正しくない方法で断食をしていると、月経不順や摂食障害、リバウンドをしてしまう危険性があります。

あくまでも断食をしすぎずに、月曜日以外にはきちんと栄養をとることが重要です。
また、断食後にすぐさま重い料理を食べるのも危険です。

断食後の朝は果物やスムージーなどの消化しやすいものから食べていくことがリバウンドをしないための方法と言えます。

自己流断食に伴う危険性については以下の記事で詳しく解説しています。
自己流の月曜断食の危険性について知りたい方は参考にしてみてくださいね。

自己流の断食に伴う3つの危険とは？初心者におすすめな断食方法も3つ紹介

 

月曜断食を危険の小さいものにするには、きちんとしたやり方を知る必要があります。

月曜断食のやり方は以下の通りです。 月曜日の不食、火曜日から金曜日までの良食（ヨーグルトや果物、炭水化物少なめ）、土曜日から日曜日の美食（何でも可）のサイクルで食べ物を食べます。

トータルで食べる量はこぶし2個分までにすると、胃腸への負担が少ないです。
そして、水分は1日に1.5から2リットルとって、夜は早めに寝ましょう。

「食べすぎたな」と思った次の日の夜には断食して、胃腸への負担を軽くするのがおすすめです。

 

月曜断食の危険にまつわる注意点は以下の2点です。

1. 好転反応は危険サインではない
2. 妊娠中の方は行ってはいけない

ここからは、これらの注意点について詳しく見ていきましょう。

 

"好転反応"とは、断食による細胞の新陳代謝の過程で、老廃物が血中に大量に出たことによってめまいや眠気などの症状が出ることを指します。

好転反応にはマイナスの側面もありますが、身体の古い細胞が新しい細胞に変わっていくためのプロセスです。

好転反応の後には症状が改善し、体質や体調がよくなっていくでしょう。

以下の記事では好転反応に関するより詳しく説明しています。
好転反応についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

「断食中の好転反応って？」起こる理由や対処法4つをご紹介！

 

以下に挙げるような人は断食を行うと危険が大きいと言われています。 妊娠中の人が断食すると、貧血や骨粗しょう症のリスクが高くなり、お腹の胎児に充分な栄養が行き渡りません。

また、13歳以下と65歳以上の人の断食は感染症のリスクが高いでおすすめできません。

服薬中の人のファスティングは薬の副作用を強める働きがあります。
脳や心臓に疾患がある人も症状が悪化する危険性があるので断食するべきではありません。

そして、痩せすぎている人は栄養不足に拍車がかかって、病気の原因になります。

このように、月曜断食の危険性が高い人もいるので、断食すべきかどうかの判断は慎重にすべきでしょう。

 

月曜断食の危険性が気になる人は断食道場に行くのも有効な手段です。
"断食道場"とは、お寺やヨガの講座、断食の講座がセットになった施設を指します。

断食道場には、それぞれマッサージやヨガ、アロマテラピーなど施設によって様々なプログラムが用意されています。


「これから断食を始めようと思うけど、1人だと不安」だという方にはおすすめの断食方法でしょう。

断食道場について詳しく知りたい方以下の記事を参考にしてみてくださいね。

断食道場とは？メリット5つや注意点・人気の道場20選をご紹介！

 

この記事では、月曜断食が危険だと言われる理由や対処法、注意点について解説しました。

月曜断食は他と比べても危険が小さい断食方法です。
制限や負担が少ないので続けやすく、便秘解消や美肌効果も期待できます。

断食の注意点を理解して月曜断食を行えば、メリットが大きいでしょう。

もし、1人で断食できるか不安であれば、断食道場を利用してみるのも良い手です。
あなたに合ったプログラムで無理なく体質改善やストレス発散ができます。

月曜断食の正しいやり方を理解して、危険やデメリットのない断食生活を送りましょう！