断食中に牛乳は飲んでもOK？飲む際の注意事項を徹底解説！

断食の目的によって牛乳を飲んでもいいのかが分かれます。 「断食でオートファジーもダイエットもしたい！」という場合は、基本的にダイエット型と考えてOKです。

「オートファジー機能」とは、細胞がリサイクルされて、免疫や自律神経などにいい効果をもたらすとされているもの。
オートファジー機能を発動をさせたい場合、16時間の空腹時間を作ることが必要あります。

しかし、牛乳はこの空腹時間を作る妨げになってしまいます。
断食でオートファジー機能を発動させたいなら、牛乳は飲まないようにしましょう。

また、牛乳に含まれている「動物性脂肪」は消化されにくい成分で、胃腸に負担をかけてしまう恐れもあるため、飲まないようにしましょう。
 

ダイエット型の場合、牛乳は飲んでもいいです。
なぜなら、以下のメリットがあるからです。 牛乳にはコップ1杯を飲むだけで空腹を抑えてくれたり、断食中に不足しがちな栄養（タンパク質やカルシウムなど）が多く含まれていたりします。

ただし、牛乳はカロリーが高いので、飲み過ぎには注意しましょう。
また、オートファジー効果を得たい人には向いていないので気を付けてください。
 

断食中は目的によって牛乳を飲んでもいいですが、飲む際にはポイントが3つあります。 自分の好きなだけ牛乳を飲んでしまうと、ダイエット効果も得られなくなってしまいます。
上記3つのポイントをしっかりと抑えておきましょう。
 

牛乳は脂質が多いため、とりすぎてしまうと肥満の原因となってしまいます。
そのため、できるだけ低脂質の牛乳を選ぶようにしましょう。
 

前述しましたが、牛乳は胃腸に負担を与える飲み物です。
飲む量だけではなく、飲む時間も決めておきましょう。

朝・昼・夜、普段食事をしている時間に1杯だけ飲むのがおすすめ。

また、断食中に運動をする場合は、運動後に飲むと負担が少ないのでおすすめです。
昼12時～夜8時までは牛乳OK（1日2杯まで）のようにルール化しておくといいでしょう。
 

牛乳に含まれる「乳糖」は体内で分解されにくい成分であるため、血液の循環を悪くし体の冷えにつながってしまいます。

また、牛乳を冷たいまま飲んだり、断食中は食べ物からエネルギーをとれなかったりするので体が冷えやすいです。

そのため、牛乳を少しだけでも温めてホットミルクとして飲むのがおすすめ。
ホットミルクとして飲むことで、牛乳による冷えを軽減できたり、寝る前に飲むことで睡眠の質を上げリラックス効果を得られたりするでしょう。
 

前述しましたが、ダイエット目的の断食なら牛乳を飲んでもいいです。
ただし、飲みすぎは断食の効果をなくしてしまうので、可能であれば飲むのを控えた方がいいでしょう。

牛乳は普段通りの生活に戻ってから飲むようにして、断食中は牛乳以外の飲み物を飲むのがおすすめです。 断食中に飲んでもいい飲み物については、以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。

断食中におすすめの飲み物10選！おすすめしない飲み物や注意点も解説
 

今回は断食中に牛乳を飲んでもいいかどうかを解説しました。

オートファジーを目的とした断食の場合は、空腹時間を作れなくなるため牛乳は飲まない方がいいでしょう。

一方で、ダイエット目的であれば空腹を抑えられたり、栄養をとれたりするので断食中に牛乳を飲むのはおすすめです。

ただし、飲む量や飲み方に注意しないと、オートファジー効果だけではなく、ダイエット効果も得られないので気を付けましょう。

我慢できるのなら断食中は牛乳は控え、豆乳やグリーンスムージーなど、断食の効果を高める飲み物を飲むのがおすすめです。
牛乳は断食が終わり、普段通りの生活に戻った時に飲むようにしてくださいね。